消費者金融からの借入れ件数が多い場合の一本化は？とのご質問ですが、審査の甘い消費者金融はたくさんあります。ブラックリストに載っていても借入れできるところはありますし、借入れ件数が多くても大丈夫なところもありますよ。それでも、ある程度の消費者金融の知識がありませんと、どの消費者金融の会社が審査が甘いのかはわかりませんね。また、借り入れの相談はなかなか他の人にしにくいものです。個人に相談するのが難しい場合は、よく消費者生活相談センターに相談してみては・・・と思うかもしれませんが、「ブラックになっていないなら、ローンをひとつにまとめて返済していきなさい」といった程度の回答しか得られないのが一般的のようです。
消費者金融からすでに数社から借り入れがあって、できれば一本化したいと思っても、借り入れ限度額が大きいところは審査で断られるといった場合がほとんどです。実は、断られる理由は借り入れ金額よりも、他社からの借り入れ件数が審査で引っかかる場合が多いようです。
消費者金融１社から５０万円借り入れている人より、３社から１０万円ずつ借り入れている人の方が断られます。消費者金融に関する知識があまりない人には不思議に思えると思うんですね。ところが、消費者金融の審査は、残りの返済の金額の合計よりも、他社からの借り入れ件数のほうが重要視されるというのは、消費者金融業界では常識となっているようです。そのため、おまとめローンなどがある消費者金融であっても、他社からの借り入れ件数がその消費者金融の基準を上回っていると、ブラックに載っている、いないにかかわらず融資を断られてしまうのです。