消費者金融の審査が通らない原因は？というお尋ねですけれど、消費者金融で審査を受けたが通らないという場合には、何が原因で審査が通らないのか、教えてくれる機関はありません。ただでさえ、お金を借りなければいけないという後ろ暗い状況であるのに、審査まで通らないとなると、落ち込んでしまうものですよね。ブラックリストに載っていないはずですし、自己破産などもしていないのに、審査が通らないといった場合の原因として挙げられるのは、次の事項が考えられます。
第一には、他社からの借り入れ件数がお申し込みになった消費者金融会社の許容範囲を超えている場合です。実はコレが圧倒的に審査が通らない一番多い理由となっています。消費者金融は他社に何社まで借り入れがあっても貸し出せるのか、審査が通る貸し出し可能件数を宣伝することができないという事情があります。そのため、他社に借り入れがある場合ですと、手当たり次第に何件も問い合わせを行ってしまい、どれも審査が通らなかったという結果になってしまうことがあります。
このケースは、何社にも問い合わせを行ったというのがネックとなっている場合があります。これは申し込みブラックといいまして、短い期間に３社以上の消費者金融にお申込みをしますと、多重債務になる可能性が高い人と判断されてしまって、借り入れを受けることができなくなってしまうことをいいます。個人の消費者金融情報は各消費者金融会社が独自に調査を行っているのではなくて、信用情報機関と呼ばれるところで各消費者金融の情報を一元化していて、そこに問い合わせて調べていますので、こういった申し込みブラックがおきてしまうのです。この情報は１ヶ月間残りますので、一旦申し込みブラックとなると１ヶ月間は借り入れができなくなってしまうことが多いようです。
消費者金融の審査で他に考えられるのは、勤続の年月数が３ヶ月未満であるとか、居住の確認や在宅の確認が取れないとか、職業が金融会社の社内規定でＮＧとなってる場合とか、自宅の電話や携帯電話が料金未納で止められているなどの理由があげられます。
消費者金融の中には審査の基準の甘い消費者金融もありますが、こうした内部情報を知らないと、何件も問い合わせをしてしまって、申し込みブラックとなってしまうという悪循環になることもありますので、借り入れをする場合には、それなりに下調べをしてからお申し込みをされた方が良いですよ。