消費者金融のキャッシングには、利率がつかないものもあります。
この頃、大きくアピールされているキャッシング商品に、利率0の融資が存在します。
普通はお金を借りると利子がつきますが、このキャッシングでは条件に合致していれば利子がつきません。
借り入れ期間が30日以内なら利率0%というキャッシング会社から、10万円の融資を受けた場合には、定められた期日内に全額を返済することができれば、条件を満たしているため利息はかかりません。
利息を一切支払わなくていいというキャッシング会社からしたらまったく儲けのない話でもあります。
利息の発生しない融資を行うことで、キャッシング会社はメリットがあるのでしょうか。利率無しでお金を借りた人が、1度審査を通ったカードを使って次回は利息のつくような借り入れをしてくれることが消費者金融会社の目的です。
消費者金融会社は過去のイメージから新規の顧客がなかなか付かないものです。
消費者金融のキャッシングカードは、銀行や信販系のカードのようにショッピングやクレジットには使えませんから、別な面で良さをアピールする必要があります。
一定条件内での貸し付けで得られる儲けを諦める代わり、利率0%に魅力を感じた客がまずキャッシングの申込みをしてカードを作ってくれるということを期待しての窮余の一策です。
そのため、利率0は常に利用できるというわけではありません。
カードを作って始めての借り入れに限定している会社や、日数や月ごとの回数に条件があるところもあります。