消費者金融の審査基準のガイドラインは?


消費者金融の審査基準のガイドラインは?とのご質問をいただいたのですが、消費者金融はどのような審査基準で融資をしているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。消費者金融は銀行やクレジットカード会社などの融資と異なり、保証人や担保を用意しなくても、お金を借りることができます。そのために、銀行などから融資を受けるときのガイドラインと、消費者金融から借り入れる場合のガイドラインは違ってきます。

消費者金融から融資を受ける場合は、審査の流れですけれど、まず最初に信用情報機関への照会から始まります。それぞれの消費者金融が加盟している個人信用情報機関に対して、他社への借り入れの状況などについて問い合わせをします。消費者金融で最も重要となる審査基準がこの他社からの借り入れ件数です。この他の消費者金融からの借り入れ件数が、お申し込みされた消費者金融業者の許容件数内であれば、収入面で多少、少ないなどのマイナスポイントがあったとしても、借り入れが可能となる場合が多いようです。信用情報機関への情報照会の内容に問題がなければ、お申し込み内容から、融資額を決定し、在籍確認を行った上で融資となります。

なお、2006年夏ごろから、消費者金融のガイドラインも改正されつつあります。変更された主な点は公的な給付の口座からの引き落し制限や過剰な貸付の防止やなどです。過剰な貸付は以前から問題となっていましたので、当然かもしれませんね。公的な給付の口座からの引き落しについては、生活保護や母子手当てなどを受けている口座から、そのまま消費者金融への自動引き落しができなくなるということです。これは税金から給付されている手当てで借り入れ金の返済するということに対して制限されるということですので、納税している人から見れば、当たり前だよね・・・と思われるかもしれません。しかし、実際に消費者金融を利用されている人の中には、こういった手当を受けている人もいらっしゃると思いますので、これからはこの点を良いアイディアを出していただいて改善していただけることを願っています。